6月25日
森の幼稚園
今後の幼稚園の選択には、極力自然環境そのままで子供たちの力をはぐくむ…と言う取り組みが秀でている森の幼稚園が加わってくるべきと感じます。
今日は滝寺までお散歩。
「命のペア」はしっかりと手をつないで、車の往来にお互い気を付けるんだよ。頑張ると途中で「元気パワー」(いただいたお菓子)を開けてみんなでいただこうね。
先生の掛け声を合図に、待ちきれない男の子供たちは先頭を行く。(あれあれ…待って、皆はまだだよ。)と老婆心の私の目の前をさっさと先を行く彼ら。後続はすでに花いっぱいになったバケツを持った5歳さん。あれあれ、残りの子たちはどこ?先生はどこ?…とうろたえる私を残して、どんどんと進む彼らでした。追いついてみれば先頭は、横断する道路の前にまかたまって草の中の小動物を観察中。先生は誰をもせかさないし、彼らの関心事には一緒になって熱中しているのでした。
また出かける寸前に、「〇〇君のバケツで指を踏まれた」…と泣いていた男の子は、互いでの会談の結果、やっぱり○○君と手をつないで楽しいことをすることにしました。やれやれ…
「おれたちはここでナマズを捕まえるんだぜ」…と、服を脱いで川に飛び込む。ああ、そういえば昔は近所の子供たちはみんなこうして親分に連れられて、ザリガニ釣りをしたものでした。それにしてもこの脱ぎ方…、彼らの心がどんなに踊っているかわかりませんか?
6月23日
牧方面隊総合演習
朝は涼しかったものの、演習直前には真夏の日照りとなりました。元気な演習姿を披露していただきました。選抜チームは市長点検に向けて特訓中です。
6月16日
市議会一般質問
観光ガイドを買って出た酒屋の女性店員(店主)さんの流れるようなお話しと接客術には舌を巻きました。「さすが信州商人」…おかげで級友たちは皆おいしくてお値段の張るお酒をしっかりとお土産にしていました。
ただし私は彼女の大本営にまつわる朝鮮人強制連行の説明には大変違和感を覚えたのですよ。一方的過ぎました。
確かに強制的な連行もあったと思いますが、戦時下ですので日本国民も男子はほぼ全員強制連行で戦場行きでした。厳しい環境で死者も多かったと言われています。日本人も死んだ模様です。同時に賃金が外で働く朝鮮人にはいくら、中で実際に掘った人にはいくら…と言う記録も残っています。(日本人の監督にきっとピンハネされたのですが)払われていたという記録もあります。学徒動員された日本人は当然無賃の奉仕だったという記録があります。地域の住民とは友好な関係があって、そののち地元に落ち付かれた朝鮮人も多くいたらしいです。
林えいだい氏の「証言が明かす記録」などを参考文献として、こちらの組織は大本営にまつわる歴史を残そうという活動をしているのでしょう。林氏に関しては正義感の高かった実父の特高による拷問死と言う悲惨な体験が、彼の正義感と価値観の根底にあると感じます。狂気に走った戦時下の日本に正義も人権もなかったのは事実で、林氏の体験には同情の念を禁じ得ません。ただし歴史的と言う限りは歴史に忠実であることが必要です。あまりにも一方的で感情のこもった立場から、誤った歴史観を持ってしまうことが多々あることも事実ですので、学校や公的な施設で歴史を教える場合、冷静で客観的な史実を掘り下げなくてはなりません。
終戦に際し、戦犯日本国と言う結論が出されてから弁償と謝罪を続けてきた日本ですが、オープンに淡々と資料を集めて、史実を再度認識していただきたいと思います。そのうえで土下座をもって我らの先祖の悪を告白し続けるのか(戦争裁判に伴う弁償はもう終わったはずですが)、新しい関係を築くために共に行動するのか、判断して行かなくてはなりません。
私はキムチもおいしいし、焼肉だい好きなのです。朝鮮には儒教の伝統と愛国の精神が宿っています。だからこそ日韓関係の今後にとっては、こういった一方的情報発信はマイナスにしか働かないことを警告します。この傾向がさらに増大して行った場合、日本国内では韓国離れの外交を求める動きが増して、戦略的には大切な同盟国に位置するべき両国がその立場を持てなくなるでしょう。
そんなことをして誰が得なのか?
6月14日
市議会一般質問
今日で市議会の一般質問が終わりました。
私は13日「子宮頸がんワクチンの副作用の実態を市民に開示せよ」と言うテーマで質問しました。そちらに集中してしまったため、二項目目に上げた市民の行政参画に言及できませんでした。
上越市のホームページから市議会へ行ってもらうと、私の質問を聞いていただけます。
http://gikai.joetsu.tv/archive.php?id=2013-06-13
抗HPVワクチンの一つサーバリックスの発売元であるグラクソスミスクライン社は、国際的に活発な政治ロビーをすることでも知られています。どうにも怪しげな速さでこのワクチンが認可されていったのはどうしてか疑問に思ってしまいます。
http://www.yakugai.gr.jp/attention/attention.php?id=29
しかし子宮頸がんワクチンンについては、グラクソスミス社だから悪いのではなく、
1,予防率が正しく分析されていない(ワクチン有効期間が不明・日本人の子宮頸がん患者の58%のみが18型16型) ㈪安全性が検証されていない 2、ワクチン接種だけでは不完全(定期的ながん検診も受けろという厚労省の指針)など…、あまりにいいかげんな認定だったからです。そもそも「若い世代の女性に子宮頸がんが激増している!」みたいなキャッチに皆驚いてワクチン接種に走られたと思います。その分析にしても15歳~29歳までにはそれほどの増加は見られていない。30~34歳に増加しています。ワクチンの効果が25年ほど続かないとこの期間を守り抜くことはできません。
しかしそれでも安全であればいいのですが、開始後たった三年もたたないうちに重篤な後遺症を負った少女たちが全国に100人ほどいるのです。(2000人ほどの副作用報告)
もともとHPVは女性の80%が一生のうちに一度は感染するウイルスであり、感染した90%は自然に排出され、残った10%が留まって、それが長期化するとその1%くらいが癌化するらしい。細胞診の子宮がん検診は高い確率で癌、異形成(癌の前段)を発見できるし、早期発見で子宮頸がんは治療できる。定期的ながん検診こそが子宮頸がんから身を守る確実な方法です。性感染症ですのでHIVと同じで性交渉の持ち方を真剣に考えることも必要です。もちろん一人の男性でも感染することはありうるので、全員が健診を受けるべきです。
幸い深夜のニュースで、今日厚労省内の検討委員会が「接種の奨励を一時中止」することを決定しました。すぐにも自治体に連絡が来るでしょう。とりあえずよかった。
6月8日
牧っこ探検隊
本日は牧区の育成会が企画して毎年行っている、保育園から中学生までの縦割りグループが牧区の六か所を回り、地域を発見する旅に出かけました。
私たちは深山荘までバスで行き、そこから牧区民の水を守っている浄水場まで、片道4キロくらいの山道を歩きました。
途中山菜取りのおじさんが、沢から歩いて出てこられるのに出会ったり、珍しい花を見たり、毛虫が道を這っているのをまたいだりしながら、楽しく歩きました。
浄水場近くまで行くと、すぐそこは深山…超えれば長野県だということで、さすがに水が冷たかったです。地元の説明を引き受けてくださった佐々木さんは、子供のころの遊び道具をいろんな山草を使って作ってくださいました。
6月7日
森のてくてく幼稚園
森のテクテク幼稚園に行ってきました。
委員会が早く終わった後にすっ飛んで行きましたが、残念ながら子供たちはもう帰った後でした。
こんな素敵なハウスを全部手作りで…。保護者さんにもスタッフに入ってもらってまわしている森の幼稚園では、運営にも余裕がありません。今後の幼児教育に自然環境をフルに生かした命の教育を取り込んでいくことは重要です。上越市も取り組んでいくべきと感じます。
先進国の経済成長が行きつくところまで行ってしまい、物質的には豊かになっても子供たちがたくさんの問題を抱えています。そのような中で「子供たちをできるだけ自然の中で過ごさせたい、多少の危険を承知で、自然界の中でありのままの体験をさせたい。」と考えられる親御さんが増えています。ドイツで始まって全世界に広がる「森の幼稚園」はそのような親御さん達の気持ちで支えられているのです。経営は困難でもここのスタッフは輝いていますね。これは代表の小菅さん、いつもよりぐっとおめかしした彼女です。私の知っている彼女は、粉だらけか絵具だらけか泥だらけで、いつも子供たちと楽しそうに笑っています。
今度は子供たちが泥まみれになっているところにおじゃましよう!
6月4日
市議会6月定例会開催
始まりました。今回より委員会もU-ストリームで中継される様子です。少しでも身近な議会になれるといいですね。
ところで昨日フェイスブックで「つなげよう脱原発の輪」を読んでいましたら、私との対談をまとめた内容が少し誤解を招く表現になっており、「支離滅裂」と評されておりましたので、自分の言葉で投稿しました。コピペです。
おはようございます。支離滅裂な桜庭です。
久しぶりに覗いたら、代表が私との対談をまとめてくださった部分を目にいたしました。確かに支離滅裂に見えますので、ここで少し私の意見を自分で言葉にいたしますので、読んでいただけたらと思います。
核分裂による原子力が安全性確保の確認ができていないうちに、使用開始されてしまい、そのアメリカに追随して世界の先進国が核をベースにした発電体制を作ったことが問題だったと申し上げた次第です。たぶん経済効果を考えると、乗らないことは世界に遅れること…、ここで勇気を持って自然を守るために、と反旗を翻すことは当時のどの国にもできなかったのでしょう。
核分裂による原子力発電は不完全であることが科学的にも一般市民の目にも明らかになった以上は、脱原発は当然の帰路であります。でもこれは電力会社も日本の政治家も皆そう思っていますよ。彼らも全くの馬鹿ではありません。
研究者たちは次世代のエネルギー開発のために走っていますし、私としてはクリーンで資源が終わることのない、核融合発電の開発に期待しおります。(そして世界は多分その方向で進むでしょう)
しかしそれには40〜50年の歳月を要すると聞いていますので、問題はこれから次世代のエネルギー開発がすすむまでの期間をどう生きるかです。
1、ただちに脱原発。
2、代替エネルギーが開発されるまで、安全性を確認しながら原発を使いつつ、少しづつ脱原発していく。
どちらを選ぶかは、多くの判断材料を提示して考えなくてはならないでしょう。
3、現状のエネルギー供給の正確な分析
今の生活基準を維持するための電力が本当に足りているならもちろんすぐに脱原発です。私は足りるとは全く思いません。
4、廃炉のための資金をどこから得るのか
電力会社に適度に儲けていただいて、彼らの責任で廃炉のための資金を多少なりとも捻出していただくことが大事です。もちろん国策で始めたことですので国も出しますが、国が出すということは国税から出されるので、私たちの生活のための資金が減るのです。それには皆が反対です。
国民の中には「たとえ生活環境を20〜30年セットバックして、多少の不自由をしても、安全のためならいいんだ。」とはっきりとした生き方を選べる人もいらっしゃるでしょう。もしくは「過分な機械化した近代社会が人間を駄目にしたんだ」と言う見方もあるでしょう。(私も人口問題から考えても、昔の日本の集落組織のような、不便でも人間関係の密な生き方が良いのではないか…とは感じています)でも大半の人は、「利便性を失うのはいやだ、でも安全が欲しい。」と言うスタンスなのです。
ここで脱原発を加速したいなら、その民意をどう変えていくかに努力しなければならないでしょう。市民の意識を風化させないために、活動する皆さんの市民活動の価値は大切だと思いますし、指示いたします。
ただし何が何でも脱原発…では説得力はありません。(もちろんこれは電力が足りていないとの私の持論が前提ですが…)人々の価値観の転換にも踏み込んでいく覚悟が無いとこれ以上輪が広まるとは思えません。
大企業の隠し持ったお金を出させて解決しよう!と言う議論も乱暴です。私は自由経済が闊達に行われる中にあって、政府や市民が統制の目を光らせることが、現段階での最善の方策だと思いますので、企業の投資や発展を不可能にする規制は反対です。一人の人間の段階から、大企業と言われる法人まで、自由な意思と努力で活動することが重要です。
原子力ムラと言われ、確かに電力会社を始め立地の地元が利権を得ていたことは事実でしょうが、誰かを悪と仕立てて攻撃するにも、原発は国民の多くが豊かさと利便性を求めて出した結果ですので、私たち一人一人が責任もって解決するしかありません。
今すぐに脱原発は、このような点でかなり難しいと思うのです。
感情論では皆さんのお気持ちも察します。しかし現実的には今後の国民の生き方をどう決めるかを、じっくり話し合わないと世論を動かすにはいたらないと思います。
ここまでは、あまり支離滅裂ではないように思うのですが、いかかでしょうか。
さてここからが桜庭節子が弱い部分です。
では、柏崎刈羽原発の再稼働を認める…と言う時点の安全性とはどこなのか。
専門的知識のない私がどう判断できるのか。
これには疑問符しか出ておりません。
専門家の出す判断か、国の出す判断か、自分で勉強するか、
はい、やはり支離滅裂ですね。
ふるさとを考える女性の会
自民党、大・浦・安・牧四支部が、矢野県議のお声掛けに答えて約200名の女性による「故郷を考える女性の会」を持ちました。今までは政治の世界では隅にやられていた女性達でしたが、これからはそうであってはいけない。そんな気構えを感じる今日の会議でした。4人の女性たちのディスカッションに会場からも自由に加わるという形で、最初としては結構盛り上がりました。
この会は純粋にこれからの中山間地の発展のために、故郷を憂う女性たちが集まったのですが、ついでですので、来る参議院選挙へ出馬する夫への応援をお願いする、塚田志保さんのあいさつがありました。何度も選挙に敗退する中でも、志を失わなかった夫・塚田一郎氏への尊敬と愛情、初めて授かった息子によって夫婦がどんなに豊かになっていったか…など、等身大の塚田家の様子がしっかり伝わってきました。志保さん、あわててペットボトルを吹っ飛ばす事件がありましたが、そのおかげで(?)ますます皆さんより親しみを持って応援されるはずです。
東頸城のおばさん連は結構渋い目を持っているので、(私がその一人なので良くわかる)若い志保さんがどんな風に受け入れられるかな…と心配もありましたが、ご本人の素直な愛情深い姿がとにかく良かったです。また先輩として応援に来られた高鳥夫人、会場の雰囲気をしっかりつかんでうまく進行した野本さん、地元を代表してディスカッションに加わった新保さんの初々しい発言、これらがあわさって、非常にスムーズに終了させていただきました。皆様、ありがとうございます。
6月1日
ガキ大将道場(牧ふるさと村)
ふるさと村(牧区)の屋根のふき替えが行われています。東北や関西から茅葺士の皆さんの腕の見せ所です。6月中旬か下旬に撮影会を予定。自然薯そばを食べて、茅葺の様子を撮影しましょう!皆さまおいで下さい。
今日はそのふるさと村で高田農業高校の生徒さんたちの協力で「ガキ大将道場」が開かれています。三班ほどに分かれて、子供たちは火を起こす練習やら山でご飯を作る練習。午後は森を探検して宝さがしとか…。親はさっさとかえれと言われて不安そうにしながらも、お母さんたちは我が子を残して車を発進されました。なあに、子供たちは高校生のお兄さんやお姉さんと一緒に楽しくやっておりますとも!
大潟カッパ祭り
6月1日だというのに、大潟はすでに初夏です!若い衆の太鼓と踊り、思ってもみなかった熱気に圧倒されました。
私は夕方に山車を見物するために息子と出かけましたが、早めについて会場を散策。息子は早くもお小遣いを使って、射的とくじ引きに挑戦しました。その間綿あめ、たこ焼き、かき氷をお腹にしたため、山車の出番を待ちます。
このほかにも大島区菖蒲では山菜祭りをしております。あちらこちらでイベントめじろ押し。