3月27日

私立保育園卒園式

良いお天気の中、牧保育園の青組さんたちの卒園式です。
いつもなら泣き声やクスクスが叱り声に混ざってこだまする保育園ですが、今日はし〜んと静まり返りかえっていました。しっかりした足取りの年長さんたちが会場に入ってくると、我が子の成長に誇らしく…感極まったお母さん達がハンカチで目頭を押さえておられました。私の横では小学校の校長先生が、早くも卒園児一人ひとりを冷静に観察されておられました。きっとその子その子の強みや弱みを知って、どうやって可能性を引き出してあげようか…と思案されていたのでしょう。桜庭は4年前の同じ頃を思い出して、月日の経つのがこんなに早いとしみじみと感じていた次第です。親の目には小さな子ども達一人ひとりが宝石のように輝いて見えます。





3月26日

雪蔵魚沼産こしひかり

安塚雪だるま財団の地域巡りツアー24年度最後の企画は、雪を利用した農産物の保存と販売に邁進する六日町JAの利雪貯蔵庫を米屋吉兆楽さんの売店と貯蔵庫(雪室です)を見学してきました。財団のノウハウを持ってアドバイスされた両施設は、節エネと美味しいお米の保存に工夫と改良を重ねたものになっています。全国でも徐々に広がりを見せる分野だそうで、責任者の方は忙しそうです。しかし、何よりも自分の設計でできた貯蔵庫が自慢でいっぱいのようです。こういう、自分の仕事に喜びと誇りを持っている人を見るのは気持ちがいいですね。









そのあと塩沢牧之通りの町家を見てきました。各お店で足を止め、甘酒をいただいたりカステラを試食したり、外側の格子作りが美しいのはもちろんですが、中には築百年を超えそうな家もあり、家の柱や作り、調度品などどれをとっても伝統がありそうな佇まいをみて感銘を受けました。








雛人形が飾られていて、一軒一軒がお客様に自分たちのおもてなしの心をひろげておられたように感じられました。
財団の地域巡りはますます人気が高くなったようで、きょうはあいにくの雪の中を30名を超える参加者がありました。







3月25日

平成25年度予算通過

約一ヶ月間の審議を終えて平成25年度の予算が通過いたしました。
私は(仮)厚生産業会館の取り扱いが不満のために連名で修正案を出しましたが賛成8対不賛成多数で否決されました。予算は原案どうり承認され、25年度の行政は粛々と進められます。
一年度を振り返り、あまりにも無知であった自分を悔しく思うことに加えまして、もともと人の言うことを慎重に受け止め考える姿勢の足らないことが自覚できました。新年度はじっくり学習して、地道な現場活動を続けることに専念します。また現場での不満や批判は即、役所の該当部署へと相談に行き、無駄な不信感の増長を防ぐこに努力したいと思います。
多くの部課長諸氏の移動、転・退職を経まして、25年度は13区総合事務所の業務集約も開始されます。いっそうの努力なくしては、市民が安心して暮らせないことを肝に銘じ出発したいと思います。

3月21日

中川卓夫さんの日本農業大賞受賞を祝う会










この度牧区坪山在住の中川卓夫さん、富美子さんご夫妻が日本農業大賞受賞されたことを記念するお祝いの会がありました。
この賞は創意工夫して農業を振興させる人に送られる農業界の最高賞です。今までやってきたことが、こんな形になって現れたことにご本人も恐縮しながらではありませが、喜んで報告なさいました。
そうそうたる顔ぶれを集めてのお祝いですが、中でも中川さんの小学校の恩師が語られた中川さんの子供時代のエピソードが印象に残りました。「私は彼がいつか大物に成長することを信じていました。彼は沖見小学校の二宮金次郎だったんです。」家の手伝いで学校へ行く途中に農協へ届けるために、家人のなったワラ縄を背中に背負って集団登校班の班長として先頭になって歩いていたそうです。本当に彼のニコニコしたその人柄は、優しくてしかも頼りになって…まるで「卓さんのどぶろく」そのもののように暖かいです。














しみじみと恩師っていいですね。まるで自分のことのように今でも教え子を愛してくださいます。
久々に前上越市長も登場、乾杯の音頭をとってくださいました。

3月18日

国旗掲揚




本日は一般質問の終了後に議員全体会議が開かれました。その場で昨年より懸案だった国旗・市旗の議場掲揚について話し合われました。
私が長年日本を離れていたので、だいぶ感覚がずれたせいもあると思いますが、国旗に対しての一部の皆様の反感というか、抵抗感には正直驚かされます。議場に国旗を掲げるなど当たり前過ぎて議論の余地すらありません。政治も国民の生活も国家が守っているから存在するのではありませんか。私が守ろうとしない国家は誰が守ってくれるのですか?
日本がどんな国であったのか、どんな国なのか、これから良くなっていくためにも、しっかり検証して反省するべきは反省する必要があります。けれども反省することと、盲信することをごちゃまぜにしてはいけません。日本の良いところ、素晴らしいところを子供たちから隠すことはやめて欲しいです。事実、日本には誇れる歴史もたくさんあるのですよ。日教組さんの国家的洗脳から久しく、日本の教育は歪められすぎて来ました。なんとなく日本人は悪い人種だと誤解して肩身を狭くしている人も多いようですが、少し目を覚まして欲しいものです。軍国主義の悪夢から目覚めて平和な国になれたのですから、自虐的な正義論に騙されて盲目的になってはいけません。あくまでも冷静に客観的に学ぶことが第一です。少し外側の人間の考えを聞いてみたらどうですか?日本人のことをこれだけ悪く言う人たちは中国共産党か、北朝鮮の共産党にしかいないと思いますよ。
裏を返せば日本人がナイーブで誇り高い人種なのだ…ということでしょうか。「欠点を突かれて少しでも不安があると、なんとなく後ろめたく感じてしまう。」そんな日本人の人の良さを逆手にとった陰謀ですね。私は自分の周りの子供たちには、国旗を掲げて日本の国を愛することを教えていきます。

3月17日

よもぎの会感謝祭

牧区で地域活動を非常に一生懸命しておられるよもぎの会では今日一年の感謝祭がありました。
10時から手作り薄皮饅頭の体験、11時半からはお待ちかねのバイキングです。なんと1000円で手打ち天そばセットとこれらすべてのご馳走が食べ放題。
せっかく決意したダイエットは明日からになりました。




















楽しいお食事・・・しかし厨房ではスタッフのみんなさん朝6時からの奮闘です。





3月15日

上越の歴史

私の一般質問は終わりましたが、伝えたいメッセージの40%位はお話できたし、聞きたい答えの15%くらいは聞けました。(まだまだ…)
昨日永島議員が力説された郷土の歴史、偉人。 滝澤一成議員の質問にも出てきましたが、「この街のアイデンティティーは何なのか?」と問うとき、やはり歴史を振り返ってそこに先人の残された生き様や価値観を探るという努力が必要になってくると思います。その生き様に感動して、偲び慕いたい先人が上越市にはたくさんおられます。出来たらもっと歴史に根ざした、しっかりした上越市についてのビジョンを共有したい…というのが一般市民の感じ方ではないでしょうか。私も今ほど歴史観の必要性を感じることはありません。
ただ、20万市民の心をまとめて行く…というのは簡単なことではありません。先頭に立って行く市長さんのバイタリティーは認めます。
お金が…地位が…という人もいますが、お金や地位でやれるような仕事ではありません。

3月14日

防災から郷土の歴史まで

一般質問が始まり、議員ひとりひとりにはそれぞれのこだわりやテーマがあることがよくわかります。
永島議員の高田の歴史解説には本当に感心いたしました。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
市長派の会派からは質問の形式を取った市長への応援演説が…、市長続投に向けて全力疾走です。
質問が短かった議員もいたので、予定より一人多く進みました。
明日の私の番は少し早まって、3時ころから(ひょっとして2時半?)になりそうです。。

3月13日

明日より一般質問

国の大型補正予算が降りて上越市でも約40億円の景気対策事業の提案が出されました。明日から四日間の一般質問のあと、再び補正予算のための委員会審議があります。
こんな機会のなので日ごろ手の出ない事業を思い切ってやって欲しい。…でも地元の中小企業にも恩恵が行くような細かい景気対策もして欲しい。今年度を終わろうとしている今予算を決めて、これから新しいことをゼロから考えるわけにも行かないので、とりあえずは25年度の事業を前倒しで行うことになります。
今定例議会は24名の一般質問があるそうで、いつもより多くの議員が壇上に立つ模様です。12番目の私の一般質問は多分15日金曜日の最終、午後三時半ころからかと思われます。
高齢者福祉行政への質問の関連事例として、板倉区の「ねごしの里」、春日野地域の「生き生き春日野」について言及します。
みなさま、お時間あれば傍聴にお出で下さい。


3月10日

東日本大震災追悼法要

牧区の宮口集落にある浄土真宗本願寺派「西念寺」にて、第三回追悼法要がしめやかに執り行われました。ご住職津山先生の呼びかけに、地域の方を中心に約30人程の方がお集まりになりました。











それにしてもご住職はかつて高校で教鞭をとっておられただけあって、大変優れたお話をなさいました。私たちが日頃考えもせずに使っている言葉や、習慣のなかに深い意味が隠されていることを教えていただきました。ご住職はまた現代社会の中で私たちがどういう行動をとるべきかを問われました。眠っていてはいけない!自分で考えて行動するように…との訓示でした。原子力に関しても危機意識が高くておられ、まさに戦う現役、80歳は超えておられましょうが、なかなかのお人柄です。またしても地域のお宝を発見いたしました。このあと桜庭も上越市の防災計画についてお話させていただきました。最後はお備えものを皆さんでいただき、お茶とお漬物までご婦人から出していただいて、楽しい語らいをして満足して帰ってまいりました。(実は法要でこんなに充実した体験は初めてです)








3月8日

PTA

つい心配になってそわそわして見守る親たちの前で、小三たちは着実に成長した姿を見せてくれました。
相変わらず自己表現は下手だけど、何とか自分たちが感じたこと、思ったことをまとめることができました。やれやれ…。





ところで牧小学生たちのNRTテストの結果はけっこう良かったようで、小三に関して言えば四教科とも偏差値約60点です。たった12名しかいないクラスですので先生の手が回るし、保護者どうしも比較的仲もいいので、いろいろ協力し合えます。小さな学校の強みとでもいうところです。
さあ牧小の学力アップに貢献するべく、しばらくお休みしていた「Kidsと英語でボランティア」を新年度から再開するぞ! この度は私もボランティアで…、有料となると私自身が縛られてしまうので。できることを出来る時に致します。また子供達と活動できるのはとっても楽しみです!!
LinkIcon牧小レッスンプラン-2013

3月5日

一般質問通告

今日は各部局から聞き取り調査を受け、内容を詰められながらも、何とか以下の二点の質問をまとめました。


1. 高齢者福祉行政について
(1) 介護予防事業を積極的に行っているが、その結果として介護保険料の値下げにつながる見通しはあるのか。
(2) 廃止されたのびやか広場事業の代替事業としても位置付けられている高齢者地域サロン事業は、今後どのように発展させていく考えか。
(3) シニアサポートセンターの利用実態と効果をどう評価するか。また、介護支援ボランティア制度について市長の考えを聞きたい。
(4) 社会福祉協議会と民生委員が自主的に「茶の間」を開き、高齢者の健康増進に向けて努力をしている地域があるが、それをどう評価しているか。また、運営上の問題点として、助け手が少ないことや資金がないことが挙げられているが、解決のため市独自の有償ボランティア制度を考えられないか。


2. 観光行政について
(1) 新幹線開業や高田開府400年という観光の一大チャンスを迎え、市でも個々の企画が予定されており、民間でも各地域でそれぞれ特色のある商品開発や観光戦略を考えているようだが、デザインやネーミングなど統一感のある、目に見える形で取り組む考えはあるか。また、物語性やテーマを持った一大企画として当市を売り込むことは考えられないか。
(2) 当市のホームページは観光に重点を置いているようには見えない。観光コンベンション協会と協力して、ホームページの充実や観光情報サイトの新設を図り、積極的に情報を発信する考えはないか。
(3) 観桜会は市及び観光コンベンション協会等、はすまつりやレルヒ祭などは実行委員会が実施しているが、祭りに対する市民の一体感を醸成するためにも、企画運営にあたっては広く市民の参加を促す考えはないか。


一般質問12番目ですので多分15日の午後あたりになる模様です。頭を掻きながら原稿を書いています。


3月2日

元気の出るふるさと講座

今日は牧区で中山間地対策のふるさと講座が開かれました。30名くらいでしたが、議会側から正副委員長が参加。PPを使って橋爪委員長が分かり易い説明をして下さいました。そのあと他地区の事例解説に櫛池農業振興会の惣塚さん、NPO自然王国ほそのからは丸山さんが来てくださいました。「今後の上越がどんな街になっていけるのか、中山間地をどう守っていけるかはこの十年で決まってしまう。」参加者全員が、そのような危機感を感じて真剣になっています。私もこの十年が生きてて良かったと感じられるか、何のために生きてきたのかと感じられるかの分かれ目、挑戦の十年だと思っています。











このあとは高校時代の先輩のK氏に誘われて、上越交響楽団の定期公演を聞いてきました。外はあいにく木枯らしの吹く寒さでしたが、魔笛の序曲、ペールギュントの第一第二組曲、休憩を挟んでシューマンの交響曲第三番を一生懸命演奏されました。アマチュア楽団ですので完璧には行かないところも有りましょうが、何よりみなさんが音楽を楽しんでいることが伝わってまいりましたので、そこに癒されました。交響楽団は守っていきましょう!ついでに劇団やダンスクラブもぜひ活発にしていきたいですね。











時計は午後8時半、さて帰りましょう。美しいソルヴェーグの歌をハミングしながら謙信公大橋を渡ったところ、突如下水道センターの3階?あたりの事務室の明かりが煌々と光っているのが目に飛び込んできました。「う〜んまだやっているのか、ご苦労さま。」

3月1日

3月定例会委員会審議中

あっという間に定例会が始まり、余裕のない毎日を送っております。市長の議案提案理由の説明から始まり二日間の代表質問が終わりました。
今日は建設企業委員会。厚生産業会館を取り巻く一連の行政のあり方に疑問を感じて、私は予算審議に意義申したてしましたが、賛成多数で承認されました。そのあとちょっと引っかかったのが、市下水道接続事業の補助金問題です。下水道が建設されたらそこに接続するのは沿線住民の義務なのですが、未だに接続されていない世帯が残っています。ほとんどの世帯が高齡であったり一人暮らしであったり…、接続工事費用の平均30万円という金額が少し厳しいのです。また下水道建設が遅れているあいだに個人負担で合併浄化槽をお作りになった方もいます。そこへ来てさらに接続を…というのに抵抗もあります。「高齢だしこの家にはそう長く住まないだろう。」などという考えもあるかもしれません。そこで市の提案は補助金を3万円出して早期接続を促す…というものです。ところがここでストップ!委員から「それでは既に接続した人達が不公平に感じるではないか。」市は「このまま放っておくと下水道使用料が増えない。今は不公平に感じるかもしれないが、先行きこのままでは利用者の使用料金にはね返ってしまい、さらに負担が増える。」委員「そんな説明で市民の皆さんが納得しますか?」延々と問答の挙句、傍聴の議員から野次が飛ぶに至って、委員長がこの議案を一旦行政側に戻して、月曜日に再提出するよう求めました。めったにないことらしいですが、行政側も月曜までに提案し直しとは、今夜は眠れないかもしれませんね。
議会が始まると質問の聞き取りだの、会期中に出したい陳情の受付だのと市役所5階はざわめき立ちます。大阪の市長さんはその場で答えるのがお好きなようで、聞き取りはあまりなさらないと聞いています。それもエクサイティングですね、お互い適度に緊張すると思います。



同僚中川議員のききとり風景

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