1月28日

靖国神社に英霊をお訪ねしてきました。

靖国神社に英霊をお訪ねしてきました。
お土産に買ってきた軍歌のCD、幾分か認知症を持つ父が毎日大声で歌っています。


首相は「二度とふたたび戦争を起こすまいとの決意を御霊に誓って」靖国に参拝されたそうです。


うら若き青年たちの尊い命を綴った文章は、涙なくしては読めませんね。
私は日本が戦わずにいたら、アジアはどうなっていたのだろうか…と考えます。日本が植民地になっていたら、アジア全体の歴史も世界の歴史も大きく異なるものになっていたでしょう。戦争は人類の最も愚かな歴史ではありますが、日本がとった行動を単に「罪悪」の判を押してかた付けるのは間違いです。


30年前の私なら「騙されて操られたばかな国民が哀れだ。こんな愚かな日本人として生まれたことがみじめだ。」と考えたでことでしょう。しかし私の読んだものや教えられたことが悲しいほど一方的だったことを、今になって知る次第です。教育は客観的に行わなくてはなりません。もう一度、冷静に客観的に歴史を学ぶ必要があると感じます。
祖国日本が、この教育の偏向で良い伝統や誇りすらも失いつつあることを私は危惧します。


ではこれからの日本はどうあるべきなのか。世界では今も戦禍で多くの人々の涙が流され続けています。世界が利己主義から脱却して共存できるためには、人種や宗教や肌の色の違いを超えて、自分と同じように他人を大切にすることのできる国民が育ってこなくてはなりません。


そんなことが本当にできるのでしょうか?そんな国は私の知る限り一つもないし、また個人のレベルでも自分と同じように他人を大切にできる私になっているのでしょうか?
私ども全員が自己中を卒業できる日、これが世界平和が実現される日です。たといそこまでの道のりがどれだけ長くても、そこに向かって不断の努力を続けるしかないでしょう。






先進農業技術を視察

千葉大学で先進農業技術の研究を視察してきました。
土を使わずに野菜を育てる、魔法のような農業です。いえ魔法でもなんでもなく、野菜の必要としている水と栄養素光、温度、CO2などを最も適した形で与えることで、野菜が効率的かつおいしく育つ、と言う実験(実証)です。
ただし実用化にはまだハードルがあるので、今後も実用に向けての熱心な観察と検証が必要です。


素朴な私の母なら「いいや、野菜は畑で育つんだわね!」とかたくなに言いそうですが、その「おてんとうさまの恵み」説はいろいろな意味で教育効果がありますので、それに挑戦するのではないと思います。
ただこういう形でも安全で(なるべく農薬を使わずに栽培)おいしい野菜は作れるし、場所を取らない分効率も高いので実用化の努力をするべきだ…と言うことです。
今後の展開を注視します。













千葉は梅の花が咲き始めていました。

1月18日

4日間の訪問終了

地方議員13名での今回の訪問の目的は
現地で実際に「慰安婦」像を見てくること。
像の撤去と史実を確認してほしいという要望を市長および市議会議員に提出すること。
現地で日系の子女がいじめに会っていないかどうかの確認をすること。
などです。こちらでも少し報道されたようですが、地元新聞も大きく取り上げています。
私の発言も載りましたのでここにコピーします。


While the comfort-women issue has long been a controversial one in the two Asian countries, the Glendale statue escalated a feud between those who want to increase awareness of comfort women and their opponents, members of the delegation said.
“Are we angry? Yes,” said Setsuko Sakuraba, a city assemblywoman from Joetsu City, which has a population of more than 200,000, during the press conference on Thursday. “


“But I am more sad than angry because this statue is not supporting world peace.”


この「慰安婦」像の傍らには「私は日本軍が性的奴隷(Sexual Slavery)にするため強制動員された20万人を超える少女の一人です。日本軍が行った卑劣な犯罪は必ず認められるべきで、絶対に忘れられない」と言うような文章が載っています。
多くの現地の日系人にとっては大変風当たりが強くなって、仲良くしていた韓国系人との間にも気まずい雰囲気が流れているようです。
このような像が約20体ほど韓国からもうアメリカに到着しているようで、「全米あちこちの韓国系市民の多い都市でこの像を建てて、日本を「反人権国家」として国際社会で孤立させよう!」と言う意図が見て取れます。
米国側の対応は二つに分かれていて、ブエナパーク市のように冷静に「日本と韓国の過去について、米国でこのようなメッセージを出す必要はない」とする派 と、マイク・ホンダ下院議員の主導による「日本の戦争犯罪を世界に知らしめるべき」的な判断をする怒りに満ちた派があります。


「慰安婦」に関しての見解はいろいろあるでしょうが、「奴隷」と言う言葉をくっつけたところに大きな意図が見えます。アメリカでは「奴隷」はついこの間まで身近にあった人権問題です。この言葉一つで「日本軍」=「人さらいの悪魔集団」と言うイメージが見事に作られます。日本人の子供が学校で酷い言葉のいじめに合った…と言うのも分かります。
私達は事実を踏まえた判断をしていただくことを目標に、今後も働きかけて行きます。この像を設置することに熱心な韓国人にしても、多くが戦後の反日教育を学校でたたき込まれた人たちです。「恨み」と「憎しみ」の像を「平和の像」と名付けて人権問題に祀り上げてはいないのか…、今後どんな風に国際社会が判断 するか、私は冷静な判断がされることを信じています。
LinkIconhttp://www.glendalenewspress.com/news/tn-gnp-third-japanese-delegation-bashes-comfortwomen-statue-20140116,0,282425.story


1月16日

グレンデール市へ抗議文を届ける

市長や市議会が私たちの訪問を受けてくれませんでした。多数のメディアも取材に来ていましたが、平和的に話に来た我々を無視するというのはいかがかと思います。









私たちも戦争中慰安婦をした女性が多くいたことを知っています。日本人女性もその中にいました。極貧の中で家族を支えるため、もしくは売られて泣きながら行った人たちも多かったことでしょう。彼女らのような人生が二度と起こらないように、世界の平和を維持しなくてはなりません。
ただしここにある碑は、「日本軍に無理やり性奴隷にされた哀れな20万人の韓国少女」の像です。そんな奴隷がいたとはどんな資料にも出てきませんが、それはさておいても小さな子供たちの来る公園に「性奴隷」の像とは。
議員たちがかざしているバナーには「子供たちの心があったかくなるような像を立てましょう!」と書いてあります。








午後の空き時間に日本庭園と日系二世のRobert Wadaさんを訪ねました。
グレンデール市には姉妹都市の東大阪市や日本人の寄付によって建てられた、日本庭園があります。公園にはたくさんの地元の方が、鯉に餌をやったり散歩したりしていました。
朝鮮戦争中、アメリカ人として朝鮮戦争に志願兵として行かれたMr. Wadaには語りつくせない貴重なお話があります。「250名を超える仲間がこの戦争で死んでいった。命を懸けて国のために戦ったのに!酷い」その怒りは 悲しみとなっています。和田氏のお孫さんは碑が建つ前からいじめを受けていたそうです。













最後は記者会見
主に日系のメディアしか来られていなかったのが残念でした。
逆に言えば、突っ込んだ質問が出てくるほど、この問題について知識や関心のある人がいない。日本の主張がまったくと言っていいほどメディア関係にも届いていない。つまり、「慰安婦像」を推し進めているのは一部の人だと感じました。
私はこう言いました。「もう黙っているのは止めました。韓国が国として統率しているこの一大キャンペーン、反日本運動の前では、一生懸命誠意を見せれば 黙ってても心が伝わる…などと言うことはあり得無い。日本人の名誉を守るためにこれからは発信し続けますので、皆さん私たちと一緒に史実を学んでくださ い。」



1月15日

日本領事館 および日系人市民の皆さんと懇談

今日は日本領事館で、この問題に対して現地日本政府の対応について質問しました。
ついつい攻撃的になってしまうこちらでしたが、「日本政府を代表していると言う私達の立場は超えられません!」と言われた領事館の皆様でした。どうしても公務員は上司の命に従うよりない。
でも相手側は、総領事と市民団体が合体して強力なキャンペーンを張っていて、おまけに国から活動費が出ている模様。このままでは日本の主張を聴いてもらえないという不安が皆の心をよぎりました。こうなったら日本政府に動いていただかなくてはなりません。








日系市民は長いことこの地で商売をしながら、市民権を獲得してきました。二世三世はアメリカ社会に融合してそれぞれ会社で働いたりするので、色の濃い日本社会はだんだん姿を消しています。
日系ショッピングプラザには、韓国系も中国系もどんどん入って来ています。特に追い出しをしているわけでもないので共存状態ですか。
韓国系は最近急増してきて、政治力の大切さを知ってか、特に二世を地方議員にしています。各都市に一人は韓国系の議員がいます。この状態が現地ではかなり脅威になっているようです。





1月14日

出発

昨日は80センチになる家の周りの雪かきをして、大急ぎで準備を間に合わせるとパスポートを握って成田空港へと向かいました。
約8時間ほどのフライトの後降り立ったロスアンゼルスは29度の初夏???何とも言えない感覚です。






ホテルは90年前のモロッカン、これも不思議な古めかしいホテルで、噂では幽霊が出る…とか。


今日は午後からブエナパーク市の市議会を表敬訪問します。
ブエナパーク市はグレンデール市と同じ像の設置が議会に提案された時、「日韓の問題をアメリカに持ち込むことに同意しない」として提案を却下しました。
議長以下5人の市議会議員にしっかりと御あいさつしてきました。










最後は近郊の韓国ショッピングセンターの私有地に設置された慰安婦の碑を見てきました。
裸の女性がかがんでいる横に軍服を着た日本兵らしき男性が銃を突き付け、そしてその横には旭日旗がたなびいている碑です。「私たちは日本軍によって強制的に性奴隷にされた20万人の慰安婦です」これはひどい。
こんなひどい碑の横に、アメリカと韓国の国旗が仲良く並べられて…確かに吐き気のする場所です。


1月13日

「従軍慰安婦像」と言われる像を巡り旧日本軍を考察する

「慰安婦」への謝罪と賠償を求めた活動は、河野談話を盾としてますます活発になっています。
韓国の一方的歴史教育を小中学校で受けて育った世代にとっては、「日本軍に関連したことは全て「罪悪」、よって反日は韓国の国是である」とも思えるような昨今です。
「この問題を明確にしないことには、今後の韓国との関係はあり得ない」また「歴史と日本軍についてしっかりと学ばなければ、未来の日本像が描けない」


「慰安婦」問題に取り組み、勉強してみました。
この度、地方議員からなる慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会が米国カリフォルニア州グランデール市に建っている「慰安婦像」の撤去を求めて、同市を訪問することになり、私も同行する運びとなりました。
この目で確かめた現状を皆様にお伝えする予定です。


1月11日

さいの神

恒例のさいの神が小川集落で行われました。
子供たちの戦いの姿と敗北の残念感が面白いです。












1月3日

高谷地区新年会

新しい始まりは高谷地区の方々と過ごしました。
過疎化をしっかりと受け止めて、今地域で何ができるかを考えます。

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