6月28日

市議会報告会

大島区で市議会報告会があり、約40名近い近隣区民の方々が集まってこられました。今回は3月定例議会、予算の報告になります。
まず議長の全体報告、各委員長から委員会の説明があって、それらに関連することへの質疑応答がされました。
①総合事務所の集約化について
②介護保険料が高い理由は
③柏崎原発について市議会としてのスタンスは
④食品などへの放射能汚染をチェックしないのか
⑤学校運営協議会の機能が周知されていないのでは
⑥産業厚生会館って必要?
⑦あさひ荘の再開について
等の質問がありました。
質問者の声が聞き取りにくかったのか、答えを準備するのに気がとられたのか、せっかくの質問に十分答えれれていない場面もありました。例えば「頻繁に放射能のチェックをして新潟県野菜等の食材の安全性を確認してほしい」には「保育園では一部食材が検査を受ける体制がある」「消防署に設置された測定装置で毎日放射能が測定され、その結果をホームページで公表しています。」(空気中の放射能ですが…)  「学校運営協議会の方向や使命に関して現場でもよく理解されていないので、もっと周知させる努力が必要なのでは?」には「まだ制度がスタートしたばかりで、これから考えながら作り上げていくものだ」(質問者は協議会の現場で方向性を見いだせずに苦労しているので勉強会などが必要だ、という突っ込んだ意見を示してくださっている。それに対する答えとしてはあまりに一般論。委員長自身も問題が見えていないのでは?)「産業厚生会館は何をするところか、本当に必要なのか。」には「市長の公約として、老朽化した南厚生会館の立て直しに取り組んでいる。」(議会の中でも必要性を問う議論がされている事実は説明されなかった。)
あさひ荘再開の要望に関しては、議長から適切な説明がありました。「約2500万の運営費がかかる入浴施設を再開するには、一回500円なら住民約2000人が毎月二回づつ利用して行けば何とか収支を合わせられるだろう。住民自らが行政とともに今後の運営を検討し、再開可能なあさひ荘の在り方を見つけ出していかなくてはならない。」
説明に専門用語と横文字が多すぎたのと、「ネット上に公開しています」と言う答えに業を煮やした参加者から「大島区の誰がネットをそんなに見るのか?公開してあるから後はお前たちの責任だろう…と言われているように聞こえる。議員を失って困難な思いを抱いている大島区民にとって行政との橋渡しをしてくれる議会が必要だ。」と言う叫びにも似たお声が上がりました。これに関しては私たち全員が「もっとわかり易く、丁寧に」を実践して行かねばならないと感じたはずです。
また全部を委員長一人で回答するには範囲が広いので、各議員に得意分野があればマイクをまわして不足部分を補ったらいかがなものでしょうか。一つの質問に時間をかけて掘り下げることも必要かもしれません。





6月26日

深山荘の今後を考える

本日11名の参加者を持って「深山荘の今後を考える会」(仮称)を発会いたしました。
牧区に置いては心のよりどころともなる深山荘を何とか盛り上げたい、深山荘の活性化を通してやる気と元気を取り戻したい…と言う切なる区民の願いがあります。今回は私が個人的に知り合いや各活動団体にお声掛けさせていただきましたが、この会が知り合いの知り合いに広がっていき、たくさんの人に意見していただき、協力していただく会になっていくよう期待します。
本日はとりあえず、参加者全員で簡単な自己紹介をしてから、深山荘の新支配人から経営の現状分析と今後の展望と取り組みをお聞きしました。その後は質疑、意見、提案を全員参加の自由なスタイルで話し合いました。支配人としては何をするか、私たちの会には何ができるかを整理してから、みんなでアイデアをあげていきました。みなさん結構いろいろな考えをお持ちで大いに盛り上がりました。最後は次回のミーティング予定を立てて、それまでに各々でやってくる宿題テーマを出しました。
会議の総括:前向きな積極的なディスカッションでした。この回からは必ず何かが実ります。

6月24日

消防団総合訓練

上越市消防団牧方面隊の総合訓練を見学しました。特に操法披露で実演して下さった大月消防部の皆さん、機敏に動かれて実にかっこよかったです!皆様、暑い中ご苦労様でした。
整然とした団体行動には定評のある日本人ですが、最近はあまりそういう機会もありませんので、日ごろ道で見かけるお兄さんとは別の人かしら…と思うほど、きびきびとしてすばらしかったです。
私たち夫婦は47歳で転入してきましたので団員になる事はなかったのですが、正直言ってあの時「ああ、年とってて好かったなあ」と思ってしまったほど、団員さんたちは大変だと思います。仕事の傍ら日ごろから点検、訓練、用心…と忙しく活動されています。めんどうだと言ってしまえばその通りのお仕事、しかし有事の際に自衛団がいるといないとでは大違いです。ただ消防団員としてだけではなく、日ごろからおつきあいして情報を交換し合っていたことがいざと言う時に思わぬ役に立ったということを良く聞きます。
皆さんお体に気を付けて、これからもよろしくお願いします。






6月21日

そば打ち体験

小学校の学級活動で親子そば打ち体験をしました。
牧にある木草庵(キソウアン)は実際に使われていた家を組みはずして、移動、再び復元した茅葺の古民家です。
子供たちは意外と上手に手打ちそばを作っていました。(親たちは手を出さないように…と止められ我慢の一時間)そばはいびつでもおいしく、てんぷらは山菜が入っています。煮物は田舎でしか食べられない山菜の煮物、締めくくりの熱くて濃い蕎麦湯がまた格別です。おすすめそば処。


6月20日

議員クラブ飲み会

本日をもって議会終了。6月議会は補正予算なので比較的短い期間でしたが、私たち新人議員にとっては長く感じられたと思います。全てが勉強…という環境の中で多少オーバーヒート気味でしたが、今日瀧澤議長から「まずは財政を勉強しなさい。」とアドバイスを受けました。この夏は市民の皆さんと交流しながら、しっかり財政の勉強をします。
夜は議員クラブの懇親会で、一か月間、議会のために緊張してお仕事された市役所の部課長さんたちと飲みました。この間の皆さんの準備は大変だったと思います。「適当な緊張感を持った行政と議会の関係が健全な市政運営につながる」…とは納得いたしますが、正直言って議会のためにある動きの中には無駄も多いのではないかと素人考えには思えます。要は市政をよりよくする事なのに、手続きは多いし、たくさんの資料は議員がうるさいから丁寧に落ち度なく作らなくてはならないし…、これってみんな市役所の職員さんが夜を徹して準備しています。確かに必要な資料はありますが、不必要なものもあります。(かく言う私も「これを調べてください。」としょっちゅうお願いしておりますが)私はこの優秀な職員さんたちみんなが雑用から解放されたらどんなにクリエイティブな仕事ができるだろうか…と思われてなりません。自分たちのアイディアを市政に反映し発展的建設的な方向で会議したり行動したり…仕事の中で自己実現できないものでしょうか。それぞれの分野で自分の持っている意見やビジョンを積極的に発表し検討して、市政を改善して行く。その姿勢が市民からも愛され、充実した達成感を持って生きていく…そんな職員さんが増えれば、議員から何くれと聞かなくても、市民の考えをどんどん拾えると思います。自己実現して喜びにあふれている人は、いい仕事ができると言います。
雑用を極力なくして市職員の自己実現を!(今後、何が雑用なのか、リストを作成しようと思っています。)

6月18日

勉強の毎日です

今日で一般質問が終わりました。内山議員は第三セクターの持株会社化について、その移行方法などをいかに各セクターの役員や職員に説明していくか。今後の組織の在り方はどうなるのかなど市の基本姿勢を正しました。
二点目は放射性物質による汚染状況について、自分の家族に実際起こった事件を例に出して、上越市のチェックレベルの引き上げを提案しました。全ての安全基準を国の指示にゆだねるのではなく自治体自らが自分たちの行く末に関心を持ち責任を持っていくべきではないのか…という、今後の原子力安全対策また自治体の位置の確立にも関わる重要な内容でした。
そして気になる結果は…? 会議終了後すぐに現在市が行う食品チェック状況の報告が議員の手元に届けられました。
プレゼンテーションの内容、資料、市民生活とのかかわりなど、先輩、大変勉強になりました。


午後は保育所につぃての質問をしに福祉課へ。部長は今日も熱心に説明してくださいました。私も福祉政策と自立支援…このバランスこそ先進国家の一番難しいテーマだと思います。

6月16日

一般質問デビューしました

今回は北陸新幹線の開通に対する市の取り組みついて質問しました。
新駅はできるけれども、それをどう活用する計画があるのか…市の取り組みが市民の目になかなか見えてこないという実感をぶつけ、市主体の新駅周辺の開発計画が可能かどうかについて質問しました。
長岡アオーレのようなイベント会場や宝塚が公演できるような大劇場が私の頭に夢のように浮かんできます。若者雇用を創出するという上越市の逼迫した課題を見つめると、できれば厚生産業会館や新水族館を後回しにしても、より多くの人がそれを目当てに上越市に来ていただけるような上越のランドマークを作っていただきたいです。もしそれができなくても、あらゆる可能性に対して果敢に挑戦して最高の結果を引き出そうとする市の姿勢が見たいと思います。市民を巻き込んで一大イベントとしてこの新幹線開業を迎えていくためには、そのような目に見えてくる努力が必要だと思います。
「そのような大きな取り組みはもとから考えていなかった。財政上できることから一つ一つやっていく中で、新幹線を利用して着実に産業振興していくつもりである。」と言う、すでに私たちが分かっていた市の見解をいただきました。


大きな夢のあるランドマークがだめなら、今ある観光資源をどうアピールしていくのか、と言う質問には「現在いろいろな方面からの努力を進行させているところです。」
まだ市民のハートに訴えることができるだけの確かなビジョンがないということです。


一つのテーマにしつこく食い下がりました。「後半はもっと絞り込んで突っ込んで自らの提案を出しながら、改善を求めていけたらよりよかった。」と言うのは先輩、中川寛太議員のアドバイスでした。
無会派の部屋の議員だけでなく、私の予想とは異なり(すみません)、私たち新人議員を惜しみなく応援をしてくださる上越市議の皆さんです。他の会派の皆さまにもたくさん教えていただいております。


次回はもっと資料を集め、行政が真剣に検討してくれるような改善案を提示しながら質問して行きます。





6月11日

山菜祭りと音楽会、そして青年の未来を考える

昨日は大島区で開かれた山菜祭りに行ってきました。
菖蒲高原の霧の中で都会からやってきたたくさんのお客さんが嬉々として蕨などの山菜を摘んでいました。山菜は魅力ありますよね。みなさんの帰りを待ち構えているヒュッテでは生きのいいイワナの塩焼きが…。台所では地域の女性たちが作った山菜たっぷりの味噌汁も待っていて、とにかくあったかい大島人の愛情たっぷりのおもてなしです。
イワナを堪能した後は、地元で活躍中の「温かい音楽の会」の中村さん率いる大島の音楽家たちのコンサートを聞きました。「昔の少年少女による合唱」は素朴で一生懸命でした。思わずみんなで声を出してしまうような懐かしい気持ちにさせられてとても楽しかったです。
中村さん!! 期待してますよ、みんなで一緒に大島区を、上越を元気にしていきましょう。


今日は厚生委員会で上越市のニート・引きこもりの若者支援対策についての質疑がありました。健康福祉部長は今後上越市としてもこの問題にしっかりと取り組む決意を持っていることを明確にしてくれました。私たちには生活を取り巻くさまざまの課題がありますが、私は今は未来を支える青年層の課題解決こそが急務だと感じます。どうしたら希望を持てる社会を作れるか、家庭を作れるか。それを市政がどう援助できるか。
明日の総務委員会で常任委員会は終了、明後日からは一般質問です。私はたぶん15日なるでしょうが、新幹線について市長に質問します。




6月10日

責任回避の答弁

建設常任委員会と文教常任委員会が開かれて、議案の質疑がありました。市政の様々な分野に課題が溜まっています。上越の知恵を集めてそれらの問題を早く解決していかなくてはなりません。焦る気持ちとは裏腹に、自分の知識が不十分で今すぐに何の役にも立てないことに腹が立ちます。
また市議会から市政を監視するということはそれほど簡単ではないことを感じます。私たちはあくまでも市が提示する案を賛成するか反対するかしかない立場で、意見があってもすんなり聞いていただく機会は少ないと感じます。「これって問題ではないですか?市はこの問題をどうしていくつもりですか?」などというごくシンプルな質問も、批判に聞こえれば簡単には答えていただけません。「自分たちの部署ではそのように聞いていない」とか、「事実を確認してから」とか…よく聞く国会中継の答弁のようなものが返ってきてびっくりしました。「ああ、これって職業病なんだ。批判をかわさないと責任を取らなくてはならないから…。」ですので議員としては時として強い口調を使って、相手方が答えざるを得ない方向に質問を持っていくよう考えるわけです。できる事なら同じく上越市を良くして行こう…と志している両者ですので、これがいいだろうか、ああしたらいいだろうかと喧々諤々で熱い議論を交わせたらいいのに、えてして為政者側は難癖を付けられないように注意することに力を注ぎ、議員側は欠点を見つけようと躍起になってしまう。
私たちは今国としても市としてもとても大変な時にあります。こんな風に時間を失っていていいのでしょうか。民主主義が必ずしもベストでないことの所以がこれですかね。

6月6日

定例会議が始まりました。

今日から定例会議が始まりました。


3月に決定された予算に関して諸事情から派生する補正案、また今回の板倉での土砂崩れ災害のような緊急時に決済された経費(専決処分)の承認がほとんどです。本会議でざっと市長よりの提案理由の説明があって、それに関しての代表質疑を受けました。今回は補正予算とあって代表質疑は公明党議員団よりあっただけです。後の議論は明日からの常任委員会に付託されました。一時間半ほどで会議は終わり、午後は一般質問に対しての市長側の解答準備のために、議員一人一人に聞き取りが行われました。


この「聞き取り」と言うのがまた面白くて、出された質問の担当各部署から課長などの皆さんが大勢いらして議員の質問の真意がどこにあるのかを確認していきます。当然、市政側として落ち度がないという答えを準備するためには根掘り葉掘り聞きださなくてはならないのでしょう。私の準備した質問は三つありましたが、そのうちの二つは焦点が絞られておらないし突込みが浅すぎて、職員さん方とのやり取りの中で悲しくも自滅しました。


こういった試練をかいくぐるためにも、質問はあくまでも準備周到にして知恵を働かして取り掛からねばならないことを知りました。いや~、ためになる勉強をしました。今後の議員活動はこの一般質問に焦点を合わせて、自らの主張を議会で展開させるための資料作りに力を入れたいと思います。


しかし、知恵は働かせなくてはなりませんが、言葉で言い負かすとか相手の欠陥を証明することが目的であってはなりません。目的はいかに市政を改善するかです。今行われている市政の一つ一つを検証して少しでも良くする方法が無いかを探り出し、それを見つけたら実践することです。多くの人の生活にかかわることですし、市税の使われ方にかかわる事なので確かに時間がかかりますが、ぶれず変わらず正しいと思うことを愚直に主張していくつもりです。


夜は父が昔の生徒さん達の同級会に招かれておりましたので、迎えに行きました。私がおじゃましたころには皆様すっかりできあがっていらして、カラオケとダンスですばらしい盛り上がりでした。父は腎臓の手術以降、楽しみにしていた教え子たちの同級会に出席できなくなってしまい、とても残念がっていたのですが、今年は何とか短時間ならと…少し無理して出かけました。アルツハイマーも入って93歳ですが、「いや~、〇〇か~。」などと名前で呼んで元気に御あいさつ。呼ばれた生徒さんたちが涙ぐんで喜んでおられました。「こんなに愛されて幸せだな~、先生って素晴らしいな~。」と少しうらやましくなりました。


ちなみに会場は柿崎の第三セクター「マリンホテル ハマナス」です。お料理はまずまず…お刺身は新鮮でしたし、お肉もおいしかったです。接客はてきぱきと親切でとても良かったです。「ハマナス」頑張れ~!



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